PRS “DEAD SPEC” Silver Sky

 店主です! 先日、「まるは食堂」という愛知県民ならご存知の方も多い海鮮料理の店に行って来ました。目当ては名物の大エビフライ(えびふりゃーとは言いません:笑)。 久しぶりに行ったのですが、サイズが以前より小さくなっています。それでも充分に食べ応えのある大きさで満足でした!

なんでも、大きいサイズのエビの水揚げ量が激減している様で、以前ようなサイズのエビは手に入りにくくかなり高額になっているみたいです。

 ギターでも今まで普通に使われていた木材の量が減ってきて似たような状況になっています。いろいろな所で資源が減ってきていることへの寂しさもありますし、今あるものを大切にしていかなればと思います。


”DEAD SPEC” Silver Sky

世界限定1000本のみの生産、日本には数十本しか入荷しないという ”DEAD SPEC” Silver Sky。通常のSilver Skyとも違う趣の興味深いギターです。

 Silver Skyとの違いは、ボディがアッシュ、Alembic Blasterプリアンプを搭載したブラス製のジャック、ヘッドにテンションバーの増設、ブラスナット

そしてブリッジユニットとボディ接地の違いです。

 ブリッジユニットはGen IIIをダイレクトマウントさせた状態になっています。ぱっと見はストラトのハードテイルですが、ボディ裏を見ると画像のようにブラス製トレモロブロックが付いています。フェンダーのエリッククラプトン・モデルに近い感じで(ブロックとボディとの隙間に木片を差し込んでいる)、さらにボディにフィットしている状態です。

 ブリッジは、弦によってパーツが響き、その振動をボディに伝えていますが、それぞれのパーツの材料や密度・体積や組み合わせなどで響き方が変わりサウンドも変化します。またボディの鳴り方にも影響してきます。 このDEAD SPECはそういう部分にも着目してテストを行った末にたどり着いたモデルなのではないでしょうか? 

 ちょっとしたパーツでも、その違いによる変化が分かってくると興味深くなってきます!それは正解というものがなく自己満足的な部分でもありますが、だからこそ拘り続けてほしいところです!