Xotic テレキャスターの指板とネック
店主です! 最近、過去のテレビドラマを観てまして、直近では「のだめカンタービレ」と「教場」を観ています。片方はコミカルで楽しい気分になるドラマ、もう片方はどのシーンも重い気分にさせられるドラマで、その日の気分によって見分けています! おかげでちょっと寝不足ぎみです…汗。
弾きやすくて手放したくないテレキャスター
XoticGuitarについてですが、セミオーダーが可能なためGOLD STARの在庫としてオーダーする際には、当店なりに考えて仕様を決めています。
店頭にあるテレキャスターには共通点があって、ネックまわりの仕様がヘッドの色と指板材(メイプル指板orローズ指板)を除いて同じになっています。
コンセプトとしては、テレキャスが苦手な人にも弾きやすくて、生々しい鳴りが感じられるテレキャスター です。 そして、前記事でふれた”テレキャスターへの苦手意識を吹き飛ばしてくれたフェンダー・テレキャスター”をイメージしています。「私が経験したみたいにテレキャスターに目覚めてください!」という想いも入ってます(笑)。
仕様としては、ネックシェイプは”C”、指板ラジアスは9.5″、フレットはジェスカー・ミディアムジャンボタイプ(FW55090)というもので、近年のフェンダーのテレキャスターやストラトキャスターの多くのモデルでも採用されている仕様とほぼ同じです。
指板ラジアス 9.5″
ラジアスは指板面のカーブの具合をさす時に使われる言葉で、値が大きいほど指板面が平らで値が小さいほどカーブがきつくなります。
50,60年代のストラトキャスターやテレキャスターのラジアスの値は7.25″と小さい値で、指板面のカーブがきついために低い弦高でチョーキングすると音詰まりしやすくなったり、チョーキングで弦を上げる時に引っ掛かる感覚が出て来ます。ラジアスの値を9.5″ と少し緩くすることで、ネックの握り心地をあまり変えずに滑らかなチョーキングがしやすくなります。
ミディアムジャンボ・フレット
フレットには高さや幅などの種類がありますが、押えた時の感触や音の立ち上がりに違いがあります。 ミディアムジャンボフレットの場合、軽く弦を押さえても音が出しやすく音程が取りやすいです。
ラジアスやフレットの選択については好みや意図などによって選び方が変わりますし、ネックシェイプとの兼ね合いで感触も変わります。なので仕様だけにこだわらず、実際に触ってみて判断する方が良い選択になるかもしれません。
王道を少しモダンにしたテレキャスターに興味のある方、扱いやすいテレキャスターに興味のある方は一度当店にあるギターをお試しください!!
XOTIC GUITARの在庫リストはこちら