PRSの ”DGT” ピックアップの素晴らしさ

こんにちは、店主の松原です。先日、「木下大サーカス」を観に行ってきました!テレビや動画と違って、空気感も味わえるし迫力も違います! やはり肌で感じることが出来るリアルは良いですね~!!


 当店に入荷したPaul Reed Smith DGT モデルですが、時間を見つけては音出ししながらいろいろと検証しています。気持ち良いので思わず試奏時間が多めになっています:笑。

そのなかで感じたことは、”ピックアップのキャラクターが独特” ということです。他のPRSのピックアップと比べるとキーンとなる感じが抑えられていて中低音域がしっかり出ています。そして音の芯にまとわりつくような倍音が他モデルより多い感じがします。ブルースなどで色気のあるソロや泣きのソロを弾きたい方にも喜ばれるでしょう!

 PRSピックアップの資料を発見したので添付します。

【DGT Pickup について】

デビッド・グリッソム本人によると、DGT Pickupはゼロから構築されたものみたいです。1959製 ES-335のPAFの音が気に入っているとも言っているので、そのサウンドに寄せているのかもしれません。開発には1年以上かけて40種類のピックアップを作成し、A/Bテストを繰り返してようやく完成させたみたいです。めちゃくちゃ手間かけてますよね。

【Marshall、Fenderアンプとの相性が良い】

 店にある色々なアンプで弾き比べましたが、個人的にMarshallのドライブ・チャンネルとの相性がとても気に入っています。Positive Grid Bias Miniのマーシャル・モデリングのプログラムでも相性が良かったです。DGTは最近のPRSモデルの中では、Marshall系アンプとの相性がかなり良いタイプのギターだと思います。あとFenderのクリーン・サウンドも素晴らしいです!

ちなみに DGTモデルのピックアップは市販されていません。ボディの厚みやパーツの選択などがあってのこのDGTサウンドでもありますが、とにかくとても魅力的なサウンドです。