McCarty好きは要チェック。”DGT”モデルとは?(紹介動画あり)

こんにちは!店主の松原です。仕事の合間にゲイリー・ムーアがカバーしている「The Lonar」をコピーしていましたが、ニュアンスを出すのが難しいですね‥‥汗。 いつかはこの泣きのソロをマスターしたいです!!


 PRS COREモデルが久しぶりに入荷しました。昨今の世界的な需要増加とコロナ感染などによる生産性の影響もあり、USA製のPRSの入荷が少なくなっています。COREモデルについても、1本1本が貴重になってくると思われます。

そんな状況下で入荷した ”DGT” モデルについて紹介します。

 ”DGT”というのは”David Grissom Trem”の略で、デビッド・グリッソムというギタリストのシグネイチャーモデルとなります。前回の記事でもあるように、PRSのシグネイチャーモデルはそのギタリストを広告塔にするような打ち出し方はあまりしていなくて、プレイヤーが即戦力で使える”練り込まれた楽器”として勝負しています。ですので、「アーチストモデルだから…」といわず、素直な目でそれぞれのモデルを見ていただきたいです!!

 特にこの”DGT”は年月をかけて熟成されてきたPRSのエキスが要所に詰め込まれたもので、高いポテンシャルを持ったギターなので、特に注目していただきたいです!!

【デビッド・グリッソムとは】

 日本ではほとんど知られていませんが、アメリカでは人気のギタリストで、ポールリードスミスとは昔からの付き合いみたいです。ポールがデビッド・グリッソムを「私の耳」と呼んでいるほど信頼し、PRSのギター開発にも影響を与えている人物というわけです。

デビッド・グリッソムはかなり古くからのPRSユーザーで、McCatyモデル誕生の立役者でもあります。当時、デビッド・グリッソムがリクエストした内容とポール・リード・スミスの構想していた内容が一致したことが、マッカーティーモデル開発のきっかけとなったみたいです。

【”DGT”はマッカーティーの進化系】

デビッド・グリッソムはMcCartyモデルをずっと使っていて、その間に試行錯誤を重ねていました。そしてPRSがMcCartyをアップデートする計画がきっかけとなり、2008年に誕生したのがこの ”DGT” となります。デビッド・グリッソムと共にMcCartyをアップデートしていくつもりが、変更点が多くなってしまったためにシグネイチャー・モデルとして完成させたという感じみたいです。

 そんな長年のPRSユーザーでMcCartyユーザーが拘りつくして完成させた ”DGT” のギター自体について動画でも紹介していますので、ご覧ください。