PaulReedSmithのブレードスイッチとスーパースイッチ

PRSのアッセンブリーにも独自性があります。例えばピックアップの場合、他メーカーの場合はコイルタップが出来る様に4芯になっていますが、PRSの場合は「タップ線」として1本まとめられた状態の3芯となっていたり、タップ時に音が細くならない様に工夫されています。 関連記事「PaulReedSmithのコイルタップについて

そんな中の一つに「5way Blade Switch」があります。

パッと見はスーパースイッチと見分けがつきませんが、何が違うのか簡単にご紹介します。

スーパースイッチ(Superswitch)

superswitch

 

普通のセレクター

一般的な5ウェイのセレクターを2個組み合わせた構造ですので、あらゆる配線の組み合わせが可能となります。(裏側も同様の構造です。)

回路が4つあり、回路同士が干渉していません。

5Way BladeSwitch

右端の赤線が付いている箇所が常に接点となっていて、片面で1つの回路となっています。赤線とつながるのが2ヶ所の場合もありますが、レバーを片側に振り切るとつながらない場所がそれぞれ出て来ます。

PRSの配線では、片側が主線用、もう片方がアース用となっています。複雑な配線が出来ますが、2回路の為にSuperswitchより自由度が低くなります。

 


PRSをお持ちの方で、今とは違ったピックアップの組み合わせをしたい方は、「Superswitch」を導入する事でご希望のサウンドが手に入るかもしれませんよ!!

 

<ご注意下さい>

ブレードスイッチはスーパースイッチよりスリムになっています。また、キャビティー内のブレードスイッチ部分のザグリ面積は最小限となっています。スーパースイッチの種類によっては交換の際に加工や細工が必要になる場合があります。

 

 

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