PRSのエスカッションを交換する時はここを注意して下さい!!
Paul Reed Smithのギターパーツはメーカー特注仕様やオリジナルの物を使用しています。特にコア・モデル(CUSTOM24、McCarty等のU.S.A.定番モデル)は殆どが 特注仕様やオリジナルパーツを使用するという拘りようです。
なぜそこまでするのか?・・・・理想のサウンドに近づける為であったり、演奏性を向上させる為だったりします。
そんなPRSのオリジナルパーツの1つであるエスカッションについてですが・・・
旧式の物や他メーカーの物に交換される場合、ピックアップマウントビスの長さに気を付けてください。
何故かというと、ボディのザグリの深さがギリギリとなっていて、使えるマウントビスの長さが限られているからです。 適正な長さでないと、マウントビスが浮いてしまったり、ピックアップが適正な高さにおさまらず弦に触ったままとなってしまいます。 ザグリは必要最低限にしてあるといった感じでしょうか!?
現行のエスカッションの特徴として、ピックアップのマウントネジの所が凹んでいます。 (演奏中にピックが当たってしまう事で、ピックアップの高さが変化することを防ぐ為という事ですが・・・。)凹んだ長さ分だけマウントビスの長さも合わせなければいけなくなります。
2012年?以前の旧式は他メーカーと同様に凹みがない物でしたので、以前PRSから現行のエスカッションに変える場合は、少し短いビスを使わなくてはいけません。
反対に他メーカーのエスカッションに交換する時は、少し長めのビスが必要となります。
PRSのバネの張力は強いので、慣れていないとピックアップの取付に苦労すると思います。「苦労してピックアップを取付けたのに、ビスの長さが合わずやり直し・・・(体験談です:汗)」とならない様にして下さいね。