ブレないギターメーカーのPRS

先週、Paul Reed Smith のJack Higginbotham氏(以下ジャック)によるセミナーに参加してきました。

ジャック氏は、PRSの会社創設当時からずっとポールの近くギター作りを行い、現在はPRS社のCOOとしてSEシリーズの統括も行っています。

そんなジャック氏は、セミナー冒頭に「メーカーとして継続するためにビジネスも大事だが、とにかく1番大事なのは"いいギターを作ること"、そしてお客さんに喜んでもらうこと」ということを強調していました。

これは、ポールリードスミスもいつも言っていることなんです。 メーカーとして40年経ってますが、軸がブレてないんです!

PRSがこれからもお客様に自信を持っておすすめできるギターメーカーだということを再確認しました。

PRSが大事にしていること

今回のセミナーでは、SE工場の様子について、製品・製造について、現地スタッフとのパートナーシップについての話しが中心でしたが、PRSというメーカーのギター作りにおいて重要視していることについての話もありました。

簡潔に紹介すると…

製造前の木材の乾燥作業の重要性

完成後の木材の動きを少なくするためには、充分に乾燥させておく必要がある。その為の設備投資も行っている。

弦と直接触れるパーツの重要性

・音楽的な響きのするナットの開発・搭載

・音色面を重視したブラス・インサートのテイルピース (関連記事)

・コスト面よりも耐久性を考えたペグ(ギア部をすべて金属)

製作スタッフの高い意識・モチベーションの重要性

アメリカ工場では、自分の作業が終わるとキャビティにサインをしています。これは不備があった時などに誰が作業したか分かりやすいという理由もありますが、自分の名前を入れることでその仕事に誇りを持ちモチベーション維持にも役立っているそうです。

SE工場でもそれを取り入れていて、ヘッド裏に製造会社の名前が記載されています。また、「お客様に対してもオープンでいたい」ということも言っていました。

ジャック氏によると、環境面でも製品面でも今がベストな状態だそうです。今回のセミナーを聴いて、これからどのように成長していくのかが楽しみになりました。

これからも、このブログでPRSにまつわる新鮮な情報をご紹介していきたいと思っています!

こんな記事もあります

SEの現在はどんな感じ?

お友達登録お待ちしています! LINEに登録する