Swamp Ash Special 2025
定期的に店内のレイアウトを変えているのですが、今回はいつもより雰囲気が変わったみたいで、お客様の反応も上々です! 店内で 楽しいひとときを過ごしていただけるようにこれからも変化させていきます!
「Swamp Ash Special」と聞いて、思わず反応してしまう方は多いのではないでしょうか! PRSの歴史の中で確かな存在感を放ち続けてきた根強い人気のモデルです。
2025年に復活したバージョンは何が変わったのか?店主の印象とともにご紹介します。
Swamp Ash Special とは
"Swamp Ash Special " はその名前のとおりスワンプ・アッシュ材をボディに使用したギター。それに加えてメイプルネックでボルトオンという組み合わせとなっています。スワンプ・アッシュ材は軽量で共振性が高いものが多く、明るくクリアな音色が特徴です。(通例として、PRSでは H-S-H仕様のモデル名には ”Special” が付いているみたいです)
3ピックアップ仕様ですが、センターピックアップ単体のサウンドが選択で出せない配線となっています。その代わり、一般的な3ピックアップにはない ”ベースポジションとブリッジポジションのハーフトーン”を出すことができます。
2025年バージョンで何が変わった?
Swamp Ash Specialが世に出たのは1996年頃からで、2025年バージョンになるまでは画像のような感じでした。

こちらが最新バージョンのSwamp Ash Special

大まかな特徴としては、
・ピックアップがNarrowfield(センターポジション)、58/15LT(ベースポジションとブリッジポジション)*関連記事
・2つのミニスイッチが搭載。(ベースポジションとブリッジポジションそれぞれでタップON/OFFの選択可能)
・ウイング・ペグボタンが付いた最新ペグ
・スカーフジョイントのネック
・High Gloss Nitro (ラッカー)塗装
インプレッション:ボディとピックアップの相性が絶妙
アッシュボディでメイプルネックでボルトオンという組み合わせは、ギターによっては硬くて耳につく印象があるのですが、このSwamp Ash Specialはそれを感じさせません!
58/15LTピックアップが大きく影響しているのでしょう。ストレートで明るいキャラクターの中にも、少しカドの取れてアタック感と奥行きと繊細さのあるサウンドとなっています。また、58/15LTとNarrowfieldとのハーフトーンは、独特な粒立ちの良さがあり心地良いサウンドです。
クリーンでは爽やかさと倍音の美しさが際立ち、クランチでは粒立ち良くリフもアルペジオも映えます。
どちらかというとクリーンサウンドをメインにしてニュアンスを気にしながら使うと良いのでは !? と思っています!
ぜひお店で試してみてください。最初の一音から「あ、気持ちいい…」が始まりますよ!

