ギターケーブルは消耗品
当店ではノイトリック製サイレントプラグ付きのMOGAMI2524ケーブルを試奏用として使用しているのですが、定期的に新しい物に入替えしています。
弦ほど分かり易くありませんがケーブルも消耗して劣化していくのです。
ちなみにサイレントプラグを使うと、複数ギターの弾き比べをする時にとても便利です。プラグを抜いた時に信号が遮断される構造なので、ギターを持ち替える度にアンプの電源を切ったりプラグを抜いたりする必要がありません。
お客さんも安心して自分のタイミングでギターを持ち替えて試奏することが出来ます。
ケーブルを入れ替えるついでに、サウンドに違いがあるのかを比較検証してみました。

比較したのは
・新しいケーブル
・プラグだけ古いケーブル
・古いケーブル
の3種類。
昨今はケーブルも価格が上がっていて、もともと価格の高いサイレントプラグもさらに高くなっています。店の備品として使う物ですし、「プラグを使い回し出来たらコスト的にも助かる…」という期待を込めて比較してみました(笑)
でしたが…やはり結果は3種類とも音が違いました。古いものほど鼻詰まりした感じで、音にエネルギーがないように聞こえます。
比較しないとなかなか気付かないかもしれませんが、線もプラグも消耗していくものです。
最近、何となく音抜けが悪くなった…と感じたら、原因はケーブルの消耗かもしれません。
ちなみに当店の場合は1年を目安に入れ替えしています!