わざわざ ”弾きやすい”ことを意識している理由

 ときどきクリームたっぷりのケーキが食べたくなる店主ですが、車で1時間くらいかけてアクアイグニスという所へケーキを食べに行ってきました。そこは温泉が隣接していて、いい湯に浸かったあとに食べる美味しいケーキは格別で幸せな気分を味わいました!

 当店では ”弾きやすい”ギターであることを意識してお客様に提案していますが、その理由は、”ギターが弾きやすいとギターがもっと弾きたくなって、いつまでもギターを好きでいられる” と思っているからなのです。言い方を変えると ”弾きやすいギターを持っていると、ギターを弾かなくなる可能性が減る” と思っているからです。

 ギター販売の仕事を続けていると耳にするのが「ギターを始めたけど弾かなくなってしまった‥‥」や「なんとなく弾きにくくて、あのギターはあまり触らなくなった…」という寂しい会話。

 店主としては ”もっとギターを好きになってもらい、いつまでもギターで楽しんでほしい”と思っています。それは1本のギターだけをずっと弾いて欲しいという意味ではなく「あのギターもお気に入りだけど、このギターもお気に入りなんだよね~」と言いながら色々な楽しみ方をして欲しいのです。

 そのために当店が出来ることを考えた末にたどり着いたのが ”弾きやすい”を提供することでした。具体的には ”弾きやすいギターを提供する” ことや、”お客様のギターを弾きやすく調整する” ことです。

ギターが弾きやすいとテンション上がってきませんか?

 弾きやすさの感じ方は人それぞれの所もありますが、いろいろなお客様から感想を聞いたり過去の記憶をたどりながら基準を設けています。

在庫するギターで意識しているのは…

・ギターを構えた時に身体にフィットしやすいデザインか?

・弾きやすいネックの太さや形状か?

・押さえやすい弦高や各弦の弦高バランスに調整されているか?

・ネックの反りは適正か?

お客様のギターをメンテナンスする時に意識するのは…

・押さえやすい弦高や各弦の弦高バランスに調整されているか?

・ネックの反りは適正か?

さらに、指板の汚れを取ってフレットを磨いて、指と弦の滑りを良くしておくこともオススメしています。

ギター選びではサウンドやルックスが大事ですが、構えた時の身体へのフィット感、ネックを握った時の手へのフィット感、そして弾き心地も意識して試奏してみて下さい。

”弾きやすいギターのある楽しい毎日”をお過しください !!