ロック式ペグの場合、弦の先端はどうする?
2024年も残すところあと2週間となり、学生さんの頭の中はすでに冬休みモードかもしれませんね!
先日遊園地に行ってきました。そこには水上アトラクションがいくつかあるのですが、その1つに通りすがりの人に水鉄砲で水をかけられたり水しぶき上がるボタンを押されるとずぶ濡れてになってしまうアトラクションがあります。この寒い季節にもかかわらずそれに乗っている人がいました!しかも閉園近くの陽が落ちてさらに寒くなった時間に…。 この遊園地をかなり満喫しているんだな~っと、微笑ましく眺めていました!
最近立て続けにロック式ペグのギターの弦交換を行ったこともあって、ロックされた弦の先端の処理方法について考えました。
当店の場合ロック式ペグでいえば、GOTOHマグナムロックとPRSロッキング・チューナーのついたモデルが殆どです。どちらの場合も弦交換の時にロックした後は余っている側を折り曲げて少しだけ残して切っています。
ギリギリで切っても良いかもしれませんが、万が一弦が滑った時にすぐに外れてしまうリスクが減るのではと思い、このようにしています。
PRSロッキング・チューナーの場合、ポスト頂上のネジを絞めて弦をロックして、弦交換の時はこのネジを緩めてロックを解除します。
ロックを解除する時はマイナスドライバーや(分厚ければ)ピックを使った方が簡単で安全ですが、面倒だから指でロック解除することもあるでしょう。その時に弦の先端の向きによっては指に刺さることがあります。
そんなことを考えて、ロック式ペグで弦を折り曲げる時は、解除する時に指に刺さらない向きか下向きのどちらかにしていこうと思います。
ギターのオーナーさんがより快適にギターを扱えるようにこれからも思考錯誤していきます!