SE McCarty594 vs S2 McCarty594

最近のSEシリーズはDGTが発売されたり、Mccarty 594シリーズが発売されたりと目が離せない状態となっています!!

そんななか当店にもSE McCarty 594が入荷してきました!! 　S 2と SEの弾き比べをしたのですが、それぞれの違いがあって興味深かったです。

ルックス面ではSE McCarty594がかなりCOREモデルに近くなっています。アーチ状になっているのが分かり易いですし、ナチュラルバインディングなどもあっていい雰囲気です。S2 McCarty594は違ったテイストのデザインとなっているので、どちらが好きかは好みが分かれそうです。

握り心地はS2の方がなめらか

S2のネックはエッジ部分に丸みが付くような処理が手間を掛けて行われていますので、ネックを握ると滑らかです。また塗装の種類も違うので質感も違います。艶がある中にも手に吸い付くような感触が今のS2シリーズにはあります。SE はバインディング部分が手に当たっている感覚が残ります。ネックシェイプのわすかな違いもあるかもしれません。

SE の方がブライトなサウンド

抜けてくる音域がそれぞれ違っています。SEの方がブライトで、現行品のレギュラー・レスポールに雰囲気が近いです。（レスポールを検討されている方は ”弾き易いレスポール”みたいな感じで候補に入れていただいても良いと思います。）バッキングでのバランスもとても良いですし、フロントでもリアでもタップしても使えるサウンドです。

対してS2 MacCarty594はSEより大人しい感じがしますが、奥行きのあるサウンドで、つま弾いた時のハリ感や温かみがあります。音作りの幅もあるので、曲によって音のキャラクターやニュアンスを変えて演奏したいという方はS2の方がオススメです。

どちらがいい？

コスト的にも違いがあるので、同じ基準では言い難い所がありますが‥‥。

「出したい音が決まっていているなら”SE McCarty594”で充分満足できる」「色々な弾き方ができて、ニュアンスが出しやすいのがいいなら”S2 McCarty594”」かなと思います。足し算・引き算のサウンドメイクをするかしないかで選択が分かれるかもしれません。

最後に

CUSTOM24だとネック材はU.S.A.がマホガニー、SEはメイプルですが、McCarty594の場合はどちらもマホガニー材を使っています。ピックアップやブリッジなどの基本的な仕様も同じなので、もっと同じような音がすると思っていましたが、弾き比べると思った以上に違いがありました。

実際に弾き比べてると ”なるほど～！”っとなるはずですよ!!

***最近のSEの新商品はトータルバランスがとても良いギターが立て続いています！進化しているんですね!!