コイルタップの音を太くする方法
4芯のハムバッカーは配線の仕方によって”コイルタップ”が出来ます。SSHのコンポーネント系ギターの殆どはリアのタップが出来る様になっています。
タップした時はコイルの片側だけ音が出ていますので、シングルコイルっぽい音になります。ただ、シングル・ピックアップの音とは違い、音の線がやや細くなりがちです。またハムバッカーから切り替えた時の音量の落差も大きいので「使いどころがわからない…」という方もみえます。
タップした音に不満がある方に、お試し頂きたい方法があります。
それは、
「キャンセルするコイルに抵抗器(抵抗)を付ける」です。
PRSが日常的に採用している方法で、抵抗器を使ってキャンセルするコイルの音を少しだけ残すという仕組みです。
この方法だと、タップ時の音が「シングルコイル+キャンセルされたコイルの残された分」となります。ハムバッカー時との音量等の落差が減ります。
シングル・ピックアップの音とも違う”使える”音ですし、抵抗の値で音の雰囲気も変わります。マニアックな方は色々な値の抵抗器を試してみても良いかもしれませんね。
「タップした時の音がペラペラで…」と感じている方は、ぜひお試しください!!
当店でも取付作業を行っています。興味がある方はご相談下さい。