”SilverSKY”のブリッジをフローティンさせてみました。
発売当初から現在までも注目されている、ジョン・メイヤーのシグネイチャーモデル Paul Reed Smith ”SilverSKY”。 ジョン・メイヤーの意向と本人が演奏しやすいようにあるゆる工夫を凝らした実践向きのモデルで、セットアップも本人の意向が反映されています。 その完成度の高さは、ジョン・メイヤー・ファン、PRSファンはもちろんの事、シングルコイルのギターを探している方からも注目・評価されています。
その中でも、実用性とニュアンスに影響するブリッジに注目してみました。
*ブリッジの基本セットアップ
SilverSKYのブリッジはフローティングされていません。実用的な面で言うと、弦が切れてもチューニングがズレにくいです。
興味深いことに、6点支持のブリッジなのに、土台の片側(ネジ側)が浮かせてあります。 ”ベタ付け”ではないという事ですね。 他メーカーでは土台全体がボディと接する”ベタ付け”となっています。
ベタ付け時とフローティング時では音の太さや伸び方、コードの分離感などの違いが出ます。SilverSKYでもベタ付程ではないと思いますが、低音域がどっしりと落ちつき、コシのすわった太めの音になります。
*”flush-mount”にしてみました。
PRSサイトにあるセットアップページで紹介されている ”flush-mount”(正式名か判りませんが・・・) 。CUSTOM等の従来のブリッジと同じセッティングだと解釈して、ネック角やマウントネジの高さを変更しセットアップをしてみました。
その結果・・・
生鳴りの仕方に変化がありました。
やや暴れる感じの鳴り方になり、まんべんなく振動している感じがします。
当たり前かもしれませんが、他のPRSモデルの雰囲気に近付きました。
音は程良く暴れ、程良くまとまっています。
オリジナルのセットアップも良いですが、こちらのセットアップも良いですよ!
*SilverSKYが当店に複数本ある今、
期間限定で”ジョン・メイヤー”セッティング と ”flush-mount”セッティングを弾き比べして頂けます!!
興味のある方は是非お試し下さい!!