ローズウッドネックのメンテナンス
ローズウッドは乾燥してくるとカサカサになったり、白っぽくなってきます。
そのまま放置すると割れてしまう場合もありますし、ネックの反りなどのコンディションにも影響が出てきます。
頻繁に演奏していれば、手の油で自然にコーティングされた状態になりますので、コンディショナーやオイルは必要ないかもしれませんね。
「なんかネックが乾燥してそう・・・」と感じたら、指板と同じ様にコンディショナーやオイルなどで保護して下さい。ただ、保護が目的ですので、薄く塗ってください。塗りすぎると、かえってネックコンディションが変わることもありますし、ベタベタして演奏性も悪くなります。(*本記事はPaulReedSmithを対象とした内容となります。)
以前、ポール・リード・スミス氏に質問した時には 「ときどきオイルを塗っておけば良いよ。ザラつきが気になるようだったら、600番とか800番あたりのヤスリで軽く磨いて、オイルを塗ればいいよ」 と言っていました。PRSサイトでは、PRS製「fretboard conditioner」と「自分の手の油」がオススメとなっています。
PRS製「fretboard conditioner」以外では「蜜蝋(beewax)」や「ボアオイル」でも大丈夫です。Bigbends製の「Fret Juice」を試してみましたが、しっとり具合がなかなか良かったですよ。
よろしければ、参考にしてみて下さい!!
ちなみに、ヘッドストック(デカール・ロゴ)に使うと、ロゴがはがれる原因になるみたいですのでお気を付け下さい。現在のインレイ埋め込みタイプは大丈夫です。