ピックアップの高さ・バランス調整のちょっとしたコツ(2)

ギターを弾いてもちょっとマンネリ感が出て来きたら、ギターいじりをしてみませんか?・・・の第2弾です!!

前回のピックアップの調整にまつわる「1弦側と6弦側の高さのバランス調整のコツ」、「ポジションごとの高さ調整のコツ」に続く第2弾として ”ポールピースの高さ調整” についてご紹介します!!

ポールピースの高さ調整は、基本的にハムバッカーのみでさらに片側のボビン(アジャスタブル側)のみが調整可能となっています。ですので、調整による変化は少なく感じると思いますが、ピックアップのバランス調整と高さ調整をされたのであれば、もう一歩踏み込んでみては如何でしょうか!?

ちなみにタップした時にアジャスタブル側が残る様に配線がされているのであれば、ポールピースの高さ調整はさらに有効かと思います。弦ごとの音量バランスを整えるのも良いですし、あえて少しアンバランスにして、音の雰囲気を変えてみるというのも面白いでしょう。(例えば、シングルPUのスタガード・タイプとフラットタイプの違いみたいに)

<ポールピース調整のコツ>

1~6弦の音量差をフラットに調整するところからです。当店が調整する時は1弦から6弦を軽く鳴らして音量差を確認します。弦の音量が小さかったり、大きかったりする弦のポールピースを回して調整します。精度を高めたい場合や分かりにくい場合はボリュームを少し絞って弾くと良いと思います。極端に音量を下げ、さらに軽く弦を鳴らしてみるとより判別しやすいと思います。

いつも弾いてるギターもちょっと手を加える事で、いつもと違う新鮮な感覚が味わえるかもしれませんよ!!