PRSのアッセンブリー紹介とアレンジ例

Paul Reed Smith(以下PRS)ユーザーの方で、”音作りを少しだけ変えてみよう” と思っている方はみえませんか?

PRSにはいくつかのアッセンブリーがあり、その中にはごそっとシステムの交換が可能な物もあります。もし、”今のアッセンブリーから変えてみようかな” とお考えであれば、参考にしてみて下さい!

アッセンブリーの種類

PRSの代表的なアッセンブリーは

A, 5ウェイ・ブレード・スイッチ + トーン + ボリューム(現在の”Custom”モデルで採用)

B, 3ウェイ・ブレード・スイッチ + プッシュ・プル・トーン + ボリューム(主に”McCarty”系モデル、”Custom”の限定仕様で採用)

C, 5ウェイ・ロータリー・スイッチ + トーン + ボリューム(主に2011年頃までのCustom,Standard等で採用)

3(または5)ウェイ・ブレード・スイッチ + ミニ・タップ・スイッチ  + トーン + ボリューム (“408″や”Paul`s Guitar、発売されて間もない”Custom24-08″、”509″に採用されているアッセンブリー) もあります。

5ウェイ・ロータリー・スイッチ + スイートスイッチ + ボリューム(1985年から90年代始に採用)

その他には DGTモデルやHollowbodyモデルなどもあります。

それぞれのアッセンブリーで出せる音色

A, 5ウェイ・ブレード・スイッチ + トーン + ボリューム

1、リア・ピックアップ

2、リア・ピックアップ + フロント・ピックアップ(スラッグ側のみ)

3、リア・ピックアップ + フロント・ピックアップ

4、リア・ピックアップ(スラッグ側のみ) + フロント・ピックアップ(スラッグ側のみ)

5、フロント・ピックアップ

B, 3ウェイ・ブレード・スイッチ + プッシュ・プル・トーン + ボリューム

(”McCarty”や近年では”Custom”の限定仕様で採用されているアッセンブリー)

1、リア・ピックアップ

2、リア・ピックアップ + フロント・ピックアップ

3、フロント・ピックアップ

*タップ時

1#、リア・ピックアップ(アジャスタブル側のみ)

2#、リア・ピックアップ(アジャスタブル側のみ) + フロント・ピックアップ(アジャスタブル側のみ)

3#、フロント・ピックアップ(アジャスタブル側のみ)

C, 5ウェイ・ロータリー・スイッチ + トーン + ボリューム

1、リア・ピックアップ

2、リア・ピックアップ(スラッグ側のみ) + フロント・ピックアップ(スラッグ側のみ)

3、リア・ピックアップ(スラッグ側のみ) + フロント・ピックアップ(スラッグ側のみ) のシリーズ

4、リア・ピックアップ(アジャスタブル側のみ) + フロント・ピックアップ(アジャスタブル側のみ)

5、フロント・ピックアップ

交換可能なアッセンブリーの組み合わせ

A, 5ウェイ・ブレード・スイッチ + トーン + ボリューム  ⇔ B, 3ウェイ・ブレード・スイッチ + プッシュ・プル・トーン + ボリューム

C, 5ウェイ・ロータリー・スイッチ + トーン + ボリューム ⇔ B, 3ウェイ・ブレード・スイッチ + プッシュ・プル・トーン + ボリューム


変更する事で使えなくなる音色がでてきますが、逆に今までなかった音色が使えるようになります。

弾く時の気分も変わるでしょうし、新しい発想が生まれるかもしれませんね!

ちなみに、ロータリースイッチから3ウェイ・トグルスイッチに交換すると音がの通り(抜け)が良くなります!!

ご不明な点やアレンジについてのご相談はお気軽にどうぞ!!