どこでもいい仕事をしてくれる”CUSTOM24″

 部屋使いからバンド練習やライブ、レコーディング等いつでもどこでもいい仕事をしてくれるのが CUSTOM24 です。いろいろなプレイスタイルに対応出来るので、違うジャンルに挑戦したり曲作りやフレーズのネタ作りをする時にも活躍してくれるでしょう。24フレットあるので、24フレットまで使わないにしてもハイフレット付近で余裕をもってプレイが出来ます

 創業から40年近くもの年月をかけて磨き上げられたモデルだけあって、その完成度は非常に高く世界中のギタリストを虜にしています。PRSのギター作りへのこだわりが一番取り入れられているモデルでもあります。

 PRSの中では出力高めのピックアップを搭載していますので、深い歪みとの相性も良く1音1音がストレートに出てきます。

S2 CUSTOM24

アメリカの自社工場で生産されているS2 Custom24。PRSの最新の技術や長年培ってきたノウハウなどがダイレクトに反映される環境で生産されています。

SE CUSTOM24

インドネシアで生産されているSE Custom24。OEM生産ですが、PRS専用工場となっていることでPRS独自のノウハウが多く盛り込まれています。この価格帯でここまでバランスの良いギターはなかなか作れません。

CORE CUSTOM24

創業時から生産され続けているPRSの定番シリーズです。PRSらしさが随所に感じられるモデル。

S2 CUSTOM24 とSE CUSTOM24 の違い
ボディアーチ

SE Custom24のボディトップは浅いアーチ状となっているので、ぱっと見はよく目にするCOREモデルに見えます。しかし面取りがしっかりされているのはS2の方なんです。画像にあるようにS2はボディ端のメイプルの厚みがほとんどないぐらいまで面取りされています。演奏中にヒジをおいてもフィットしやすく、より弾き易く感じます。

S2
SE

カッタウェイの角部分の凹凸具合はS2の方が隆々としているのが分かります。ストラップピンも区別されています。

S2
SE
ボディ材

 ボディトップ材はどちらも1センチ中ぐらいの厚みのあるメイプル材が使用されています。S2はフレイムメイプル材をブックマッチで、SEはメイプル材の上にフレイムの入ったべニア材が貼られています。

 ボディバックはどちらもマホガニー材を使用しています。S2はほとんどが1ピース、SEはほとんどが3ピースとなっています。

ネック

ネックの製作については、S2は1ピースのマホガニー材をスカーフジョイントで、SEはメイプル材を使用した3ピースとなっています。サウンド面ではSEの方がやや明るい印象です。

塗装

塗装の種類と厚みはサウンドやギターの鳴りに大きく関係しています。PRSとしてはサウンド面では薄くて硬くて(薄すぎてもダメみたいです)、透明感のある仕上がりが理想のようです。S2の場合は他のU.S.A.モデルと同じ塗装がされていて、トップコートまで塗装した時点での塗膜は髪の毛2本以下というかなりの薄さらしいです。それほどの塗装技術がS2にも取り入れられています。

ナット

 弦が接するナットはサウンドやネックの鳴りに大きく影響します。PRSはナットにも拘ってオリジナル・パーツを採用しています。S2とSEに付いているナットは同じに見えますが、じつは別の物が使われていてます。机に転がして比べてみると、S2のナットの方が芯のある太い音がします。

サウンド

 SE Custom24のサウンド・キャラクターは明るい雰囲気でコードの分離感が気持ち良く、ちょっと派手で暴れた雰囲気があります。
 S2 Custom24は中低音までバランスよく音が出ていて、程良くまとまりがあります。そのためか単音での音の伸びや太さがあり、しっかりと音を聴きとることができます。ソロをたくさん弾く方にとってはS2のほうがフレーズをよりしっかり聴かせられますし、あらゆるニュアンスをしっかり表現してくれるでしょう。


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