Paul Reed SmithのPaul`s Dirty100

2009年にさかのぼりますが、「Paul`s Dirty 100」が作られる直前にポール自身により「Paul`s 28」が作られました。

このモデルは「バイオリンの”鳴り”の素晴らしさをギターに取り入れよう」というコンセプトの”意欲作”で、

自らセレクトした、最高レベルのメイプル材やマホガニー材、ネック材にはバイオリンの弓に使われる超高級木材 「Pernambuco(ペルナンブーコ)」が使われていました。

そして、レギュラーラインより登場したのが 「Paul`s Dirty 100」 です。

 

仕様

色:Black Gold

ボディトップ材::Private Stock grade curly maple
スケール: 24-1/2″
ボディバック材::Lightweight Mahogany
ネック材:Peruvian Mahogany
指板材:Select Rosewood
インレイ: Abalone and mother-of-pearl ring moons
ヘッドのベニヤ板材:Cocobolo
ペグ: PRS 14:1 Phase II low-mass grommet style locking with ebony buttons
ネックシェイプ:Wide Fat
ピックアップ:59/09

生産数100本

 

 

 

 

 

 

 

 

まだレギュラー化されていなっかった「Black Gold」カラーとサテン仕上げのラッカーフィニッシュがバイオリンを連想させます。 (使い込むと良い感じの艶が出てきます。)

トップ材はプライベート・ストックグレードのメイプル材、

見る角度によって・・・

フレイムが「グウヮッ」と浮き出てきます!!

モデル名にもある「Dirty」については諸説ありますが、個人的には゛汚れた゛という意味で解釈しています。 発売当初の「Paul`sGuitar」のトップ材が「Dirty Artist Grade」 と名付けられ、アーチストグレードのチョイ下の様なフレイムが使われていた事も一因となっています。

品質や音質特性は「プライベート・ストック・クラス」だけど、僅かに及ばず・・・・。

というトップ材を使用したのかもしれませんね~。

いずれにせよ、PRSトップクラスの木材であることは間違いありません。

 

木材ついでに、ネックに使われている「Peruvian Mahogany(ペルビアン・マホガニー)」について、

従来のマホガニーよりやや固めで音響特性が良く、振動の反応と跳ね返りがしっかりしています。

当時は、アルディメオラ・モデルや限定モデルなどで使われ、PRS創業30周年の 「30th Anv. Private Stock CUSTOM24」 にも使われている良質材です。

個体差もありますが、生地の色が濃いです。

 

 

ヘッドは(ココボロ材の)ベニア板を貼っています。(今は当たり前になっていますが)

本物であるという証「Paul`s Dirty 100」のハンドサイン!

ペグは、モダンイーグルにも使われていた「Grommet style」で、ヘッド裏で2点止めで固定されています。

現行のPhaseⅢペグもこの構造になっているということは、当時よりこのペグに優位性を感じていたという事でしょう。

スケールが24.5インチでしたので、測ってみたところ・・・

ピックアップ同士の間隔は約6.5mmです。

(マッカーティーは7cm、カスタム24は5cm)

ネックヒールの長さは5.6cmでした。

(マッカーティーは5cm、カスタム24は3.7cm)

ボディ厚は「マッカーティー厚」です。

ピックアップは「59/09」ですが、それ以上の詳細は不明です。

アレンジを加えられている可能性もあります。

表記も違いますし・・・。 たまにあるんです・・・。

 

ブリッジはこのモデルの為に作られた物で、アルミ削り出しの本体にブラスのサドルとなっています。

サドルの形状(弦の接地面が多い)は現行のブリッジにも反映されています。

まだ導電塗料が塗られています。

通常の黒色ではなくシルバーです。何か理由があるのでしょうか?

 

フレットはジャンボタイプです。

 

その他、気になることや不明な点がありましたらお気軽にお問い合わせ下さい!!

 

「限定モデルが多い」

「どれも同じモデルに見えてしまう」

そんな”Paul Reed Smith” ですが、1本1本拘って開発しているんです!!

今後も色々紹介していきますね~!!

ご協力いただいている I 様ありがとうございます!!

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